・製法
2022年産の白ブドウを全房(除梗破砕なし)にて、酸素を遮断しながらプレス掛けし、ステンレスタンクで醗酵させ、MLFを行わず、ステンレス製樽型タンクで酵母由来の澱(リ・フィーヌ)と接触しながら、品温16.5℃〜17.5℃にて10ヶ月間熟成させて生まれました。補糖、補酸、除酸、清澄作業なし。フィルター処理ありで瓶詰しています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。(注:この商品はヴァラエタルワインを目指しておらず、品種名は記されていません。)
・味わいの特徴
熟したパッションフルーツやパイナップルの果実香に、ライムやグレープフルーツの皮に近い部分のような柑橘系のアロマが背景に広がります。パイナップルミント、エストラゴン、フェンネルのようなハーブ、そしてアスパラガス、ツゲ、白トリュフ、火打ち石のような様々なニュアンスがあります。アタックから豊かな果実味と共に、ねっとりとした厚みが感じられ、粘着性のある滑らかな口当たりを有します。余韻には、果実の戻り香が豊かで、ボディとのコントラストをなす、明確な酸が印象的です。長期熟成型の酒質で、大きめのグラス、デキャンタージュで開きます。早めの抜栓をお勧めいたします。アルコール度数13.5°を感じさせない、北海道余市の酸の魅力が感じられる辛口白ワインです。
・料理との相性/サーヴィス
【素材との相性】
テリーヌ(魚介、野菜、ハーブ)、野菜や魚介のコンソメゼリー寄せ、素材の甘さを引き出した料理法による様々な海産物(桜鱒、鮭、エビ、カニ、帆立貝、牡蠣、ムール貝等、生にて、マリネにしたもの、軽く火を通したもの、ハーブや野菜と共に蒸したもの、炒めたもの、ポワレ)、カルパッチョ (ヒラメ、タコ等、塩味を持たせて)、魚介類のサラダ仕立て、アスパラガスのボイル、野菜のピクルス、ミョウガ、鴨肉、鶏肉、豚肉(フルーツやビネガーを煮詰めたソース)、生ハム、トロピカルフルーツのスープ仕立て、優しめのブルーやシェーブル、セミハードタイプのチーズ、果物
【風味との相性】
素材の美味しさを引き出せる料理方法や、塩レモン、オリーブオイル、ハーブ(コリアンダー、ミント、セージ、エストラゴン)の甘苦味、果実の風味と相性の良い肉質と共に。
【ワインサーヴィス温度】
13度から17度
商品名 | Solitude Terre de Yoichi ソリチュード テール・ド・ヨイチ |
ヴィンテージ | 2022 |
酒種 | 白ワイン |
味わい | 辛口 |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 13.5% |
製造者 | 平川ワイナリー |
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