・製法
収穫後、すぐに全房にてシャンパーニュの圧搾方法に近い独自のプログラミングでプレス掛け(搾汁率65%)を行い、デブルバージュ後、ステンレスタンクでアルコール醗酵をさせ、MLFを行わず、辛口の原酒を作る。5日間の酒石酸処理、フィルター掛けをしたのちに、ティラージュを行い、瓶内で2週間のアルコール醗酵、熟成を経て誕生。瓶内二次醗酵由来の澱がございますが、品質には影響はございません。
・味わいの特徴
グレープフルーツ、青りんご、洋梨の香りが主体で、アカシアの様な白い花、ハーブ、夏草、スイカズラ、柑橘の皮、白胡椒のようなアロマの印象があります。味わいにはフレッシュ感のある柑橘の果実味、細かくも十分な泡、すっきりとした骨格、レモンの果汁や皮の要素に似た爽やかな酸があり、戻り香の中に青りんごや柑橘のアロマが主体に、ウイキョウ、アニスのニュアンスが感じられます。果実味が豊かで、アルコール感は高くなく、筋の通った味わいが心地よい、辛口微炭酸スパークリングワインです。 濁りの部分は酵母の澱で、お飲みになれます。立てておいて頂ければ透明な状態で楽しめますが、底の濁りが出てきた状態と共にですと、コクを楽しめます。現在はさっぱりとした印象ですが、熟成すると、澱からの旨味が出て、ブリオッシュ系の香ばしさやコク、厚みが増幅します。そのためにヌーボーとしての表記がありません。 澱とともに楽しむことができる微炭酸スパークリングワインであり、一般的な新酒とは違って、10年以上の熟成能力があります。
・料理との相性/サーヴィス
【素材との相性】
素材を引き立てるさっぱりとした酒質を有しますので、あらゆる食とともにお勧めいたします。乾杯のひと時をはじめ、前菜、生野菜、新鮮な魚介類、お刺身、お寿司、酢の物、揚げ物、天ぷら、豚肉、豚肉加工品、鶏肉、鍋、白かび、セミハードタイプのチーズ、果実(桃、洋梨、柑橘のスープ仕立て)とさまざまな食との相性が楽しめます。
【風味との相性】
生もの、素材をシンプルに味付けたもの、酸味や塩味を加えて食べたいもの、揚げ物、濃い味付けのお料理、ハーブとの相性が良いお料理
【ワインサーヴィス温度】
12度から14度(20度近くでも美味しく楽しむことができますが、外気温が高い時は冷やし目でお召し上がりください)
商品名 | Intimité La Pétillante アンティミテ ラ・ペティヤント |
ヴィンテージ | 2024 |
酒種 | スパークリング
ワイン |
味わい | 辛口 |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 11.5% |
製造者 | 平川ワイナリー |
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